私が介護員を辞めて看護師を目指したきっかけ

看護師になる前、特別養護老人ホームや有料老人ホームで、介護員として働いていました。

仕事内容は、高齢者の日常生活における援助全般で、主に食事、排泄、着脱、入浴、移乗や移動などの介助です。

 

新卒で特別養護老人ホームの介護員になった私

初めて働いた特別養護老人ホームは、平均80歳以上の認知症の高齢者がほとんどです。

介護という仕事は体力が必要なのでとても大変ですが、高齢者との関わりが好きで、それなりにやりがいを持って仕事をしていました。

新卒でまだ22歳だった私は、仕事もできないし、社会人としてもとても未熟で、先輩からよく怒られていたので、嫌になり落ち込むことも多かったです。

しかし、利用者からの「ありがとう」と言う言葉と笑顔には、どれだけ励まされたか分かりません。

私が看護師になろうと決めたきっかけ

有料老人ホームで働き始め、介護員としては自信を持って仕事をしていた時、利用者からのコールが鳴ると、すぐに居室へ行き対応するのですが、いつも口から出る言葉は、「看護師さん呼んで」でした。

介護員の私では駄目だったのです。利用者が体の不調を訴える時に頼るのは、すべて介護をする人では無く、看護をする人でした。

介護員がどんなに排泄介助や入浴介助をしても、結局頼るのは看護師なのだと言うことに気が付き、とても悔しかったことを今でも覚えています。

当時の私にとって、看護師の存在は偉大でした。介護だけでは無く、医療の知識があったらどんなに良いだろうかと考えるようになりました。

そんな時ふと、利用者たちを安心させ、喜ばせるためには、自分が看護師になれば良いのではないかと考えたのです。

施設で働く仲の良い看護師に相談すると、「今からでも全然遅くないから、看護師の資格を取っておいで」と言われ、この一言で、看護師になることを決意したのです。

それから、社会人から看護学校へ入学し看護師となりました。介護職をしていなかったら、看護師を目指すことは無かったです。