初めて患者様を受け持った看護実習

2年次の後半に、2週間の実習があり、その時初めて患者様を受け持ちました。

どんな疾患を持つ患者様だろう、良い人なら嬉しいなということが皆の本音でした。

 

環器内科病棟での実習

私の実習先は、循環器内科病棟でした。その病棟に入院されている患者様の主な疾患は、心筋梗塞や狭心症などです。

本格的な初めての実習で、凄く緊張している中、この病棟の看護師は厳しく、初日から色々と指摘をされ、いきなり落ち込んでしまいました。

私の受け持つ患者様は、高齢な女性でネフローゼ症候群という疾患でした。足の浮腫が著明にあります。

今のところ、基本的に安静にしていなければならないので、清拭などのケアを介助にて行います。その他糖尿病も患っていて、合併症が考えられるため、関連図やアセスメントは難しかったです。

 

私が担当した患者様

患者様は話しやすく、とても親切な方でした。学生が来てくれたことで、入院で退屈だったのでお話相手ができて、嬉しかったとのことでした。

実習で色々と嫌なことや悩むこともあり、落ち込むこともありますが、患者様と接している時は、実習の中で一番充実していました。

患者様は、浮腫があるので医師の指示で、歩くことは控えるように言われていて、車椅子で行動をしていたのですが、私が実習を終えるまでに浮腫を無くして、歩く姿を見せたいと患者様はおっしゃっていました。

たった2週間でしたが、順調に足の浮腫が軽減していき、少しの歩行から開始可能と指示がでたため、歩行器を使用し、私が付き添いながら、ゆっくりと歩いてくれたのです。

それが実習の最終日でした。最後は、患者様からお手紙を戴いて、そこには「自分を大切にして無理しないでね」と記されていました。失礼ながらあまりの嬉しさと、もう顔が見れなくなる寂しさに、その場で泣いてしまいました。

学生でも、少しでも患者様の力になれるのだなと、実感できた実習になり、今後の励みにもなりました。