看護実習での患者様との関わり方

成人看護学の慢性期での実習のこと。実習先は呼吸器内科病棟で、肺癌を患う80歳の男性の患者様を受け持ちました。

 

私が担当した放射線療法・化学療法の患者様

患者様は、身の周りのことはすべて自分で行えるので、ADLは自立しています。放射線療法と化学療法で治療をしていました。

大部屋だったのですが、その部屋の全員が同じ疾患で、同じ治療を受けていました。

化学療法は、吐き気や倦怠感などの副作用が出やすいのですが、私の受け持つ患者様は、副作用が出ないため、自分は運が良いと言っていました。

放射線療法の時は、付き添いで放射線室まで行き、どのように行われているのかを、見学ができました。患者様は、私の下の名前で呼んでくれて、いつも笑顔で迎えてくれました。

土日は実習が休みのため、居ないと寂しかったと言ってくれて、嬉しくなります。色々と話題が豊富で、面白いことばかりを言うので、こちらが笑顔にさせられてしまいました。

同室者の患者様も、一緒に話に入ってきて、楽しい話をしてくれたのですが、眠っている患者様もいるので、あまり騒がしくはできないため、デイルームを利用したりしました。

 

患者様・看護師仲間とのコミュニケーションの重要性

この病棟の看護師は、皆とても優しく、看護計画や記録についても丁寧に指導してくれたので、実習も前向きに取り組めました。

何より、患者様に会うことが一番の楽しみでした。教員も、ナースステーションでカルテから情報収集ばかりしていないで、患者様のところへ、積極的に行くように指示していました。

あくまで療養中なのだから、ずっと居座ることも良くありません。患者様の状態を見ながら、コミュニケーションをとっていきます。

患者様には、話し相手をすることしか、力になれなかったかもしれませんが、私も患者様から元気をもらい、患者様も喜んでくれて、信頼関係が少しでもできたのではないかと思います。学生を受け入れてくれた患者様に、心から感謝します。