老年看護学実習について

老年期の看護実習は、病棟の循環器内科と介護施設で行いました。

循環器内科の実習では、80代後半の女性の患者様を受け持ちました。疾患は、心疾患です。認知症で、ADLは自立していないため全介助、手足の拘縮も著明で、ほぼ床上安静で点滴加療中でした。

排泄、着脱、清拭、陰部洗浄などすべてのケアが必要なため、看護師と一緒に行いました。手の拘縮があるため、食事介助も行います。時々、むせ込むことがあるため、嚥下状態に注意して介助をします。

患者様が調子の良い時は、車椅子にて散歩をしたり、レクリエーションに参加したりします。重度の認知症があるため、コミュニケーションは難しかったですが、声をかけると笑顔で返してくれる時もあるので、それで判断できることもありました。

病棟の学生指導の看護師は、記録や技術に関して、とても丁寧に細かく指導してくれて、学べることが多かったです。一番前向きに取り組めていた実習でした。

 

しかし、1週間程して、私の受け持ちの患者様が、深夜に急変してそのまま亡くなってしまったのです。

朝来た時に聞いて、本当にショックでしたが、看護師が死因についても詳しく説明してくれて、受け入れることができました。その後、同じ疾患の高齢の女性を受け持たせていただき、また患者様や看護師から更に学びを得ることができました。
施設実習では、私が以前に勤務していたところでもあり、知っている職員もいて、馴染みがありました。施設の看護師の役割を知るための実習になります。

1人の利用者を受け持ち、コミュニケーションや援助をすることがメインです。高齢者が好きな私にとっては、とても充実した実習になりました。

高齢者は成人に比べて、急に状態が変わることがあります。ほんの些細な変化でもすぐに気が付き、注意して観察していくことが大切だと、改めて学ぶことができました。