訪問看護実習について

訪問看護は、看護師が患者様の自宅に訪問して看護を行います。30分、60分などの決められた時間内で、状態観察や援助をしなくてはなりません。

1人の看護師に付いて、車にて患者様の自宅へ訪問しました。最初に訪問した自宅は、58歳の女性で、疾患名はALSです。ご家族と暮らしているので、ある程度は協力は得られているようです。

認知力はしっかりしており、疾患による筋力低下から、ほぼベッド上安静です。気管切開にて人工呼吸器を装着しており、声がほとんど出せません。

口の動きでコミュニケーションをとっていく必要があります。この日は、買い物に行くということで、ポータブルトイレへの介助をしてから、車椅子へ移乗しました。

他にヘルパー2名がお手伝いに見えていて、5人体制ででかけました。学生の私が、車椅子を押して患者様に買いたい物を言ってもらうのですが、口の動きからなかなか読み取ることができず、患者様に不快な思いをさせてしまいました。

看護師が代わって、1度で理解していました。このままでは、コミュニケーションができなくなってしまうと思い、看護師と話す患者様の口の動きを見ていました。少しずつ分かってきて、帰る際には笑顔になってくれました。

また、他の患者様で、高齢の一人暮らしの女性の自宅へ、点滴治療目的で訪問しました。点滴は一人で対応するので、針の穿刺を失敗でき無いので、緊張するそうです。

もし、何度も穿刺を失敗したり、どうしても血管が確保できない場合は、他の空いている看護師に連絡して変わってもらうそうです。病棟と違い、他の看護師にすぐに頼めないため、それだけ訪問看護は責任が大きいと言えます。

その他、入浴介助をしたり、さまざまな経験をしました。

訪問看護は、臨床経験が5年以上無いと難しいと言われています。1人で責任を持って、患者様の援助を行うため、自身を持って看護師として働けるようになってからと言うことになります。