母性看護学実習について

大学病院の産科病棟とNICUにて、実習を行いました。

主に、ハイリスクの妊婦が入院しています。私の受け持った妊婦は32歳で、糖尿病合併妊娠でした。

あまり笑顔は無く、会話もやっとしてくれる感じだったので、適度に話しをして、無理の無いように接しました。疾患の主なリスクとしては、羊水過多、胎児が成長しすぎて巨大児になる可能性があります。

経口からの薬は不可能であるため、自己にてインスリンを腹部に皮下注射して、血糖コントロールをしています。食前と食後の血糖測定も自己にて行っていました。

学生は、妊婦だけでは無く、胎児の心音も聴取します。助産師から、胎児の頭を探し、心臓がどこにあるか把握してから超音波を当てるように、指導されました。

それが結構難しいのですが、心音が聞こえた時は、自分でも嬉しかったです。疾患をかかえた妊娠なので、不安や精神面で援助できるように、看護計画を立案し、話の傾聴に努めました。

その結果、1週間経過した頃には、私が来るのを待っていてくれて、笑顔で話をしてくれました。

また、別の妊婦の自然分娩の見学を、させていただくことができました。基本的に助産師が一人で、分娩に対応します。看護師は主に外回りです。

助産師の仕事の凄さにも驚き、また貴重な命の誕生の瞬間に立ち合わせていただけ、感謝でした。
NICUでは、500g~1000gくらいの新生児が保育器の中に入っていて、看護師からケアを受けていました。小さな体をした新生児が一生懸命に呼吸をしている姿を、親御さんは心配そうに見つめています。

そうした、親御さんの精神的な援助がとても重要とのことです。

母性看護学は、実習を通して一番難しい科目でした。しかし、看護師だけでは無く、助産師の仕事も知ることができ、教科書上だけでは学べない、直接的な妊婦や胎児の看護ができたことは、大きな学びになりました。