看護師になって辛かったこと

看護師2年目になってすぐ、80代の女性のプライマリーナースになりました。

その患者様は、糖尿病と、その他難しい疾患があり、以前に手術を行い軽快していたようですが、また治療のため再入院になった患者様でした。

患者様はとても心配性な性格で、薬の副作用や、その他下肢浮腫が著明だったため、とても気にされていました。

利尿剤で体重も減っていき、浮腫も徐々に改善されていました。

いつも、朝一で個室部屋へ伺うと、心配そうな表情をしていることが多く、病気で不安な中、更に一人でいると寂しいとのことで、話しているうちに笑顔になります。

日常生活でも、息子さんたちは近くに住んでいるようですが、一人暮らしをしています。

 

治療は順調に進んでいたので、医師からも、このままなら1週間後には退院の方向とのことでした。

そのように、看護計画も進めていましたが、ある時から食事を摂取してすぐ嘔吐をするようになったのです。

私が夜勤の時、すぐ嘔吐してしまうので、食べることが怖いと言うようになりました。

その気持ちも理解できるのですが、すでにインスリン注射も打っていたため、低血糖になってしまう事を伝えるも聞き入れないため、当直の医師に報告しました。

何とか医師が話をして、食事を摂取したのですが、結果嘔吐していまい一気に低血糖になり、点滴開始となりました。利尿剤も効かなくなり、尿量が減っり浮腫も悪化し、私自身も心配でたまらなくなりました。

状態は改善はしないものの、夜勤明けの時、少しだけ食べたけど吐かなかったと、笑顔で嬉しそうに話していたので、安心して帰宅しました。

休日も心配していたのですが、最後に笑顔だったので大丈夫だろうと、休み明けに出勤したら、その患者様は私が休日の間に亡くなってしまいました。

私が帰宅した後に、急変して意識もほぼ無くなっていたとのこと。

それから、その患者様にもっと何かできたのでは無いかと考えましたが、そのようなことを考えていては看護師として務まらない思い、辛かったのですがすぐ切り替え、そのことを忘れずにいようと思っています。