美容外科・美容皮膚科でのたるみ治療~注射を使った治療方法~

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美容外科や美容皮膚科での治療というと、以前はメスを使って手術を行うというイメージが強かったのですが、最近ではヒアルロン酸やボトックスを注入するだけで、シワを伸ばしたり、鼻を高くしたり、ということが可能になりました。

いわゆる“プチ整形”と呼ばれている注射による治療は、たるみ治療でも広く使われています。ここでは、美容外科や美容皮膚科での注射を使ったたるみ治療について解説したいと思います。

 

注射を使ったたるみ治療とは?

注射を使ったたるみやシワの治療方法としては、ヒアルロン酸注入が有名ですが、他にもボトックス注入やアクアミド注入などがあります。

ヒアルロン酸は、肌に潤いを与える成分です。このヒアルロン酸をシワやたるみの部分に注入すると、その部分がふっくらとしますから、シワやたるみが改善されます。ヒアルロン酸には種類がありますので、希望や症状に合わせたヒアルロン酸を注入することになります。

 

ボトックスは、ボツリヌス菌から産生されたたんぱく質の一種で、神経の伝達を阻止する働きがあります。そのため、シワが深い部分などにボトックスを注射すると、その部分の筋肉が収縮するのを抑制しますから、シワを解消することができます。ヒアルロン酸が肌をふっくらとさせてシワやたるみを改善するのに対し、ボトックスは筋肉の動きを抑制することでシワが寄るのを防いだり、口元などにできるたるみを改善したりすることができます。

アクアミドは、デンマークのContura社で医療用として開発されたものです。アクアミドの約9割は水でできており、アレルギー反応も起きにくいことから安全性が高い物質と考えられています。アクアミドの特徴は、ヒアルロン酸などと違って効果が持続することです。体内に吸収されにくいので、効果が半永久的に持続します。

 

注射を使ったたるみ治療のメリットとデメリット

注射を使った治療、いわゆるプチ整形のメリットは、とにかく10分程度の短時間で施術ができることです。

そのため、仕事帰りに美容外科や美容皮膚科に立ち寄って施術を受けることも可能なので、忙しい人でも無理なく治療を受けることができるというメリットがあります。

また、整形手術によるたるみ治療と違って自然な仕上がりとなりますから、周囲に気付かれずに済むというのも利点の1つです。

アクアミドに関しては、効果が半永久的に続くので、施術を受けるために何度もクリニックに通う必要がないというメリットもあります。

 

注射を使った治療のデメリットは、アクアミド以外の治療方法については、効果持続期間が半年程度(個人差あり)なので、定期的に施術を受ける必要があるということです。

また、人によっては施術後に内出血が生じることがあります。もちろん、内出血は1週間程度で消えるので大きな問題ではありませんが、その期間はメイクで隠すなどの工夫が必要となります。

 

ヒアルロン酸・ボトックス・アクアミドの施術料金は?

ヒアルロン酸とボトックス、そしてアクアミドのそれぞれの施術料金の目安をお知らせしましょう。

もちろん、美容外科や美容皮膚科によって施術料金は異なりますし、使うヒアルロン酸の種類や量などで料金は変わってきますので、あくまでも1つの目安としてください。

ヒアルロン酸注入

1ヶ所当たり(1.0㏄程度)の施術料金の目安は、6万円~15万円

ボトックス注入

1ヶ所当たりの施術料金の目安は、4万円~8万円

アクアミド注入

1ヶ所当たり(1.0㏄)の施術料金の目安は、10万円~15万円

 

シワの深さやたるみの具合によっては、注入するヒアルロン酸やアクアミドなどの量が2倍、3倍になることもありますので、施術料金も2倍、3倍になるという点を覚えておきましょう。