新人の時、一番最初に配属されたところは婦人科でした。
ただ、勤めているうちにどうしても合わないことに気が付き、内科を志望し、師長や部長へ相談して約半年で、人員に空きがあった内分泌代謝内科へ異動させていただきました。
なぜ、この内科を希望したのかと言うと、私が元々希望していた科が内科だったためです。
疾患では糖尿病の患者様をメインで治療している病棟であり、糖尿病について詳しく学びたいと考えていたからです。
学生の頃から、糖尿病については、もっと詳しく知りたいと思っていました。
網膜症、腎症、神経障害などの、糖尿病からの合併症を引き起こす患者様が多く、他の疾患についても学ぶことができるのです。
また、患者様へ、疾患や自己管理の指導をすることによって、自分自身でも生活習慣を見直すことができました。
患者様へ糖尿病の指導をしておきながら、自分が生活習慣の自己管理をできていないと、患者様から信用がないから尚更ですね。
糖尿病に関しては、楽しく自己学習することができました。
自分が興味のあることは、学ぶことが苦では無いので、知識が入りやすいです。
ただ、学んだだけでは無く、実際に患者様から色々なことを質問された時に、答えられないとなりません。
最初は、すぐに答えられずに、調べておきますねと言っていたことがありました。
この診療科は、糖尿病だけでは無く、疾患名で言うと、バセドウ病や、副腎腫瘍、原発性アルドステロン症、クッシン症候群などさまざまな疾患があるため、さまざまな疾患を抱える患者様の看護をさせていただき、自分自身もたくさんのことを学ぶことができました。
また、この内科で働いている時だけでは無く、他のところでも学んできた知識は活かされるのです。
今でも、この診療科を選んで良かったなと思っています。
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