毛細血管の拡張が主な原因という赤ら顔。メイクでもなかなか隠せずに悩んでいるという方も意外と多いのではないでしょうか?
体質だからと諦めている方も少なくありませんが、美容外科や美容皮膚科では赤ら顔の治療も行っていますので、治療を受けることで改善も可能です。
ここでは、赤ら顔の治療であるフォトフェイシャルについて解説したいと思います。
そもそも赤ら顔の原因とは?
赤ら顔にはいろんな原因が考えられますが、主に毛細血管が拡張して皮膚から透けて見えてしまうことによって起こります。
緊張した時に顔が真っ赤になってしまう方がいますが、これも毛細血管が拡張したことによって起こる1つの現象です。
一時的に顔が赤くなるだけなら特に大きな問題はありませんが、赤ら顔の方は顔が赤い状態が継続してしまうことに問題があります。
赤ら顔になりやすくなる要素としては、いろんな要素が考えられます。
1つの要素としては、顔の皮膚が通常よりも薄いために血管が透けて見えやすいということが挙げられます。
顔の皮膚には毛細血管が密集しているため、皮膚が薄いと血管が透けて見えやすくなり、顔が赤く見えてしまいます。
また、気温差が激しいところでの生活も赤ら顔の原因になります。
年中常夏というような土地では赤ら顔はあまり見られませんが、寒さが厳しい土地では、真冬に寒い室外から暖かい室内に入った時も、毛細血管が拡張したままになって顔が赤いままになってしまうということがあります。
さらに、もともと毛細血管が多いという方や生まれつき毛細血管が拡張しているという方もいますので、そういう方も赤ら顔になりやすいですし、ニキビ肌やオイリー肌の方は肌表面が炎症を起こしやすく、そのため赤ら顔になりやすくなります。
フォトフェイシャルを使った赤ら顔治療とは?
美顔目的のためにも使用されることの多いフォトフェイシャルは、IPL(Intense Pulsed Light)という特殊な光を照射することで、赤ら顔だけでなく、シミやソバカス、ニキビ、くすみといった症状を改善することができるという治療方法です。
フォトフェイシャルで使用されているIPLという光は、毛細血管やメラニンなどトラブルの原因となるものに反応する光ですので、照射することで徐々に毛細血管の拡張が改善されて、赤ら顔も気にならなくなります。
フォトフェイシャルによる赤ら顔の治療は、3週間~4週間に1回の頻度で、4~5回程度続けて治療を受けることが望ましいとされています。
フォトフェイシャルによる赤ら顔治療のメリットとデメリット
フォトフェイシャルによる赤ら顔治療のメリットは、比較的肌にやさしい治療方法なので肌への負担が少なく、施術時の痛みもほとんどないという点が挙げられます。
施術時間も20~30分程度と短時間ですし、ダウンタイムもほとんどないので施術当日からのメイクも可能です。
また、フォトフェイシャルは美顔目的で受ける方も多く、シミやソバカス、くすみ、ニキビといった悩みも改善することから、赤ら顔の治療を行いながら美肌効果も得られるという点も大きなメリットだと思います。
デメリットとしては、1回の施術では赤ら顔の改善については大きな効果は期待できないという点です。満足のいく効果を得るためには、4~5回程度継続して通う必要があります。
フォトフェイシャルの施術料金は?
フォトフェイシャルの施術料金は、美容外科や美容皮膚科によって異なりますが、1回の施術料金の相場は、顔全体でだいたい20,000円~50,000円くらいになります。
安いクリニックでは、10,000円以下で施術できるところもありますが、1回の施術料金は20,000円以上するところがほとんどです。
ただ、多くのクリニックでは4回コース、5回コースといった具合にコース契約が用意されていて、お得に施術を受けることができるようになっているので、もし1回試してみて、そのクリニックで良さそうだと思ったらコース契約をする方がお勧めです。
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